faq

よくある質問と回答

当社は、表層の装飾ではなく、ブランドの核となる「意味」を設計します。
ここでは、ご相談時によくいただく質問を、私たちの思想と姿勢を添えてまとめました。

ご相談に関すること

まだ言葉にならない段階からでも構いません。多くの本質的なプロジェクトは、静かな違和感から始まります。私たちは制作を急がず、価値の核を見極める対話から着手します。

Q. まだ課題や方向性が明確でない段階でも、相談は可能でしょうか。

はい。むしろその段階こそが最も重要であると私たちは考えています。多くの本質的なプロジェクトは「言葉にならない違和感」や「現状への静かな疑問」から始まります。当社では制作を急ぐことはありません。まず思考を整え、価値の核を見極めることから始めます。必要に応じて市場・競合・文脈を確認しながら本当に解くべき課題を定義していきます。

Q. 他社との違いを教えてください。

私たちは「制作物をつくること」そのものを目的にしていません。デザインを、企業・商品の価値を正しく伝え、選ばれる理由をつくるための設計行為として捉えています。そのため、見た目の良さだけで判断される“装飾的なデザイン”ではなく、事前の整理・分析を通じて、何を、誰に、どのように伝えるべきかという核を定め、そこから必然性のあるコンセプトを構築し、表現へ翻訳します。

※短期的な流行やそれっぽさを優先するのではなく、時間を超えて機能する思想と構造を設計することを重視しています。

Q. 初回のご相談に費用は発生しますか。

初回のご相談は費用を頂戴しておりません。これは営業行為ではなく、「このプロジェクトに、私たちが関わるべき必然があるか(最善策であるかどうか)」を双方で確認するための時間だと考えています。

※具体的な調査や企画提案など、明確なアウトプットを伴う場合は、内容に応じて別途ご相談となることがあります。

Q. 企業規模が小さくても依頼は可能でしょうか。

可能です。企業規模は判断基準ではありません。私たちが重視するのは、そのブランドが、どのような思想を持ち、どこへ向かおうとしているのかという一点です。実際に、規模の小さな企業や個人事業から生まれたデザインが、世界的な評価を受けてきました。大切なのは、変化を望む意思と、価値を積み上げる覚悟です。

Q. 遠隔地でも依頼は可能でしょうか。

はい、遠隔地からのご依頼も問題なく承っております。これまでも全国各地、また海外のお客様からのご依頼実績があり、オンラインミーティングやメール、資料共有ツール等を活用することで、対面と変わらないクオリティでプロジェクトを進行しております。まずはお気軽にご相談ください。

制作プロセスに関すること

私たちの制作は、作業の積み上げではありません。思考と検証を重ね、必然性を育てながら、表現へ翻訳していきます。

Q. 制作はどのような流れで進行しますか。

プロジェクトごとに異なりますが、基本的には以下の段階を踏みます。

  1. ご相談・ヒアリング
  2. デザイン業務委託契約書締結
  3. 思考の整理と課題の定義
  4. 市場・文脈・競合の理解
  5. コンセプト(思想)の構築
  6. デザインご提案
  7. 精度を高めるためのデザインブラッシュアップ
  8. 納品

重要なのは急ぎ過ぎないことです。結論を急ぐほど細部が薄れ、ブランドの核が曖昧になります。私たちは、時間をかけるべきところに正しく時間をかけます。

Q. 制作期間はどの程度を想定すべきでしょうか。

ロゴであれば約1〜2か月、ブランドやパッケージの場合は3〜6か月を目安としています。これは単に制作物を作るのではなく、機能するコンセプトを育て、精度を上げるための期間です。

※短期的な装飾や、スピードのみを目的とした案件は、プロジェクトの性質によってはお受けできない場合があります。

費用に関すること

Q. 費用の目安を教えてください。

一律の価格表は設けていません。なぜなら、私たちが提供しているのは汎用の作業ではなく、プロジェクト固有の思考と設計だからです。まずはヒアリングにて目的・範囲・納品物・運用想定などを確認し、最適な設計とともにお見積りをご提示します。内訳についても必ずご説明いたします。

Q. 一般的なデザインより高く感じるのですが。

制作費には、目に見えない工程が含まれています。調査・分析・コンセプト構築・検証。これらは、完成後も長く機能し続けるために不可欠な要素です。美しさの体験は瞬間で終わりまが、意味は時間を越えて残ります。私たちは、後者に価値を置いています。

Q. 相見積もりは問題ありませんか。

問題ありません。ただし、価格のみを基準に選ばれる場合、私たちは最適なパートナーではないかもしれません。ご比較いただきたいのは、金額そのものよりも実績と制作方針です。その違いが、最終的な成果の差になります。

デザインの判断に関すること

感性を尊重しながらも、判断軸を「好き嫌い」から「必然性」へ。ブランドの未来に耐える意思決定を支えます。

Q. デザインの意図は説明してもらえますか。

必ず行います。説明できないデザインは、思想が欠けているか未成熟であると考えています。なぜその形である必要があるのか。なぜその言葉でなければならないのか。その必然性を、論理と言葉で共有します。

Q. 好き嫌いで判断しても問題ありませんか。

感性は大切です。加えて、それ以上に「そのブランドにとって正しいか」を重視します。一時の好みではなく、ブランドの理念と整合しているかという視点が、時間を越えて価値を保つデザインを生みます。

Q. 過去の実績と似たデザインになることはありませんか。

ありません。私たちはスタイルを売っているのではなく、最適解を導く思考力を提供しています。同じ見た目を繰り返すのではなく、その案件の文脈において最も誠実な表現へ辿り着くこと。それが私たちの仕事です。

納品・その後に関すること

ブランドは、一度完成して終わるものではありません。納品後も、時間とともに精度を高めていく関係を大切にしています。

Q. 納品後の関係はどのようになりますか。

多くのクライアントと長期的なお付き合いをしています。ブランドは、一度完成して終わるものではないからです。新たな商品、販促物、Web、空間、採用など、ブランド体験は常に更新されます。私たちは、その更新が「芯からブレない」ための伴走者でありたいと考えています。

Q. 印刷や製造まで含めて依頼できますか。

可能です。私たちが信頼できるパートナーと連携しています。仕上がりは設計だけでは決まりません。コンセプトを実現するため、素材・加工・色・ディテールまで含めて完成へ導きます。

Q. 著作権や使用権の扱いは明確ですか。

契約段階で明確に取り決めます。曖昧なまま進めることはありません。ご利用目的と運用範囲に応じて最適な形で整理し、双方が安心できる前提を整えます。

Q. コンペ案件には対応していますか。

原則としてお受けしていません。私たちは、対話と思考を前提としたサービスを提供しているためです。。

※ただし、プロジェクトの性質や条件によってはご相談を承れる場合もございます。まずはお問い合わせください。

Q. どのようなブランドと相性が良いと考えていますか。

短期的な流行ではなく、時間を超えて価値を持ち続けるものを志向するブランドです。いまの正解ではなく、未来に耐える正しさ。そうした尺度で意思決定をされる方々と、私たちは深い協働関係を築いてきました。

Q. まず何から始めればよいでしょうか。

お問い合わせフォームよりご連絡ください。まだ言葉になっていない段階でも構いません。そこから始めることを、私たちは最も得意としています。

※ご相談時には、現状の課題感/制作予定物/想定時期など、分かる範囲でお知らせください。断片的で構いません。